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けなげなひと
R18のためワンクッション

拍手[9回]





※R18注意



俺みたいなやつのことをけなげって言うんだぜ、と荒北は皮肉っぽく笑っている。

「アッハ、福ちゃん元気だねェ」
練習後なのに。そう荒北がゆっくりと言った吐息が福富の股の内側に掛かる。荒北は汚れたロッカールームの床に座り込んで彼を見上げる。その視線のせいで、乾いていたはずの下の裏からどんどん唾液が湧いてくる。口一杯に広がった唾液をまとめてごくりと飲み込むと、荒北が目を細めたのが見えた。ずらした福富のレーシングパンツに片手を引っかけている。触れそうで触れない舌先にもどかしい思いをしている福富に向ける視線はひどく意地の悪いもので、福富にはそれが憎らしくさえ思えるのだった。

下生えをかき分けて、荒北の鼻先がすり寄ってくる。彼は手の平で福富の玉をもてあそびながら、先端に軽いキスを落とす。緩い刺激に奥歯を噛んだのが伝わったのだろうか。荒北はもうちょっと遊ばせてよ、と口の端を上げる。

指で触れる。愛しげに頬ずりする。舌を添わせる。軽く歯を立てて甘噛みする。
荒北はそうしてしばらくの間楽しげに遊んでいたが、堪えきれず福富が彼の髪を掴むとようやく顔を上げた。
「しょうがねえなァ」
言った荒北の目は熱っぽい。浮かされているようだ、福富と同じく。荒北は片手を自分の髪を掴んでいる福富の指にに添える。上から押さえつけるようにして、もっと乱暴にしていいよと笑った荒北のその言葉にまた煽られる。荒北の口元は濡れて、てらてらと光っていた。

荒北は大げさに口を開いて福富自身を含む。ちらと見えた白い犬歯に食われそうな錯覚を覚える。荒北が一瞬笑ったような気がした。

先走りを啜る。わざとらしく音を立てているのはわかっていてもその音にすら興奮するのだからどうしようもない。根元を軽く押さえるようにすると生々しく脈打つのがわかる。
初めはゆっくりと、段々とスピードをつけて。歯を立てないように出し入れすると、荒北の口の中に独特の味が広がっていく。飲み込み損ねたその液体が唾液とともにこぼれて顎を伝って、喉仏を辿り、くつろげたレーシングウェアの隙間を縫って鎖骨に落ちる。
福富が見下ろしても、荒北は夢中になっていて目を上げることすらない。ぐいと無理矢理に引き寄せて押しつけると荒北は苦しそうに声を上げ眉を寄せたが、福富の方を見るとすぐにそれは快感の滲んだものに変わる。

「やっぱ挿れてよ」
一度口を離して荒北がそう言う。レーシングパンツの下で、彼自身も高ぶっているのは明らかだった。
「『ここじゃダメ』なんじゃないのか」
「意地悪ィこと言うなってェ」
お願いだから、とまで言わされて、荒北は少し悔しそうだったがそれでも次に待つものが見えると弱い。荒北が下を脱いで福富の膝の上に座ると、それのどこがけなげなんだと福富は呆れたように言った。




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